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佐藤竜也のブログ

ペインター・千葉正也の個展東京オペラシティアートギャラリーで溶解する絵画と彫刻の境界

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ペインター・千葉正也の個展東京オペラシティアートギャラリーで溶解する絵画と彫刻の境界

展覧会「千葉正也個展」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて、2021年1月16日(土)から3月21日(日)まで開催される。若手ペインター千葉正也、初の大規模個展千葉正也《タートルズ・ライフ #3》 2013 油彩、キャンバス 東京都現代美術館蔵千葉正也《タートルズ・ライフ #3》 2013 油彩、キャンバス 東京都現代美術館蔵
© Masaya Chiba / courtesy of ShugoArts千葉正也は、1980年に生まれ、現在は東京・八王子エリアを拠点に活動している気鋭のペインターだ。絵画と彫刻の“曖昧な境界”千葉正也《平和な村》2019-2020 油彩、キャンバス 東京国立近代美術館蔵千葉正也《平和な村》2019-2020 油彩、キャンバス 東京国立近代美術館蔵
© Masaya Chiba / courtesy of ShugoArts千葉の絵画制作は、紙粘土や木片を用いて人型のオブジェを作り、身近な品々とともに周到に配置した仮説の“風景”を構成することから始まる。木や金属、プラスチックといった多彩な素材からなるこの風景を、千葉はそれぞれの質感を精巧に描きわけることで絵画化し、自作の簡素な木製スタンドに展示する。こうして、絵画と彫刻、2次元と3次元の世界の境界を溶解させるのだ。多岐にわたる表現媒体千葉正也《自画像 #4》2015 DVD 作家蔵千葉正也《自画像 #4》2015 DVD 作家蔵
© Masaya Chiba / courtesy of ShugoArtsまた、千葉が手掛けるのは絵画だけにはとどまらない。自身の顔を、舞台女優やテコンドー選手などの顔に重ねて描く「自画像」シリーズにも見られるように、写真や映像、インスタレーション、サウンドアート、パフォーマンス、資料展示など、多岐にわたる表現媒体を駆使して、斬新な創作活動をエルメス財布コピー展開している。絵画作品などブランド指輪コピーを展示千葉正也《平和な村》2006 油彩、キャンバス 高橋龍太郎コレクション蔵千葉正也《平和な村》2006 油彩、キャンバス 高橋龍太郎コレクション蔵
© Masaya Chiba / courtesy of ShugoArts初の大規模個展となる「千葉正也個展」では、《タートルズ・ライフ #3》や《大自然》、《平和な村》などの絵画作品に加えて、「自画像」シリーズも展示。長い歴史と多様な達成を有する絵画という表現媒体を通して、現代アートの枠組みに揺さぶりをかける、スリリングな試みにふれることができるだろう。展覧会概要展覧会「千葉正也個展」
会期:2021年1月16日(土)〜3月21日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月14日(日・全館休館日)
入場料:一般 1,200円(1,000円)、大・高生 800円(600円)、中学生以下 無料
※同時開催「収蔵品展070 難波田龍起 初期の抽象」および「project N 81 小瀬真由子」の入場料を含む
※( )内は各種割引料金
※障害者手帳の所持者および付添者1名は無料
※割引の併用および入場料の払い戻しは不可
※来館に際しての注意事項は美術館ウェブサイトを確認
※最新情報は随時当館ウェブサイト、SNSおよび特設サイトにて告知

【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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